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SOS矯正インプラント相談室


インプラント治療の流れ

文責:たけした歯科 竹下賢仁
一口にインプラント治療といっても、最終的にインプラントがお口の中で機能できるまでは、大別しますと2つの処理が必要です。
インプラント治療に必要な2つの処理
・インプラントを顎骨内に植立する
・インプラントが骨と結合するのを待って実際に機能できるように補綴物を入れる

また、インプラントは実際にお口のなかで機能できるようになるには、3つの構造物がなければなりません。

インプラント治療に必要な3つの構造物
・骨としっかり固着するインプラント体(フィクスチャ―)
・インプラント体へ結合させる土台(アバットメント)
・その上にかぶせる人工の歯(補綴物)

1.カウンセリング
インプラントとは何か。ご自身の歯が何故失われたか。歯周病についてご説明致します。入れ歯やブリッジとの比較の説明、簡単な治療の手順をお話しします。

2.診査・診断
問診、触診、レントゲン写真、お口の中の模型、お口の中の写真を参考にして、インプラント治療が可能かどうか治療の進め方をどうするか分析した後、ご説明致します。治療例

3.インプラント埋入前の処置
お口の中の清掃の徹底(ブラッシング指導)
残っている治療(歯周病治療、虫歯の治療など)

診断した結果、インプラント治療を行う上で補助的な手術が必要となった場合には、
骨移植による骨造成「GBR」
上顎洞底挙上術「サイナスリフト」
顎堤増大術
を行います。その後2次手術までは4〜6ヶ月待ちます。
※ただし、上記はインプラント埋入と同時に行うこともあります。

4.1次手術(インプラント埋入手術)
上顎 6ヶ月そのまま安静にします インプラント埋入手術

クリックしていただくと拡大図と
簡単な説明があります
下顎 3ヶ月そのまま安静にします
※手術時間は本数により異なりますが、およそ90〜150分です。

5.2次手術(頭出し手術)
頭出し手術
1次手術後一定期間経過した後、頭出し手術を行います。
これは1次手術と違って歯肉を少し切開するだけですので、痛みはほとんどございません。
※手術時間は約30分です
頭出し手術

クリックしていただくと拡大図と
簡単な説明があります
アバットメント交換
その後1週間ぐらいたってからアバットメントを装着します。アバットメントと歯の土台となるものです。
アバットメント交換

_3 クリックしていただくと拡大図と
簡単な説明があります
6.上部構造製作
型どり
約2週間
かみ合わせの記録
約1〜2週間
冠の適合チェック
約1週間
装着


7.メンテナンス
1ヶ月  3ヶ月  7ヶ月

※メンテナンスの期間は患者さんのお口の中の状況により異なります。
※その後、年に3〜4回のご来院をお願いしております。
※当院は10年間の保証期間を設けております。

補助手術について
− サイナスリフト 骨移植 GBR法 GTR法 −
1、インプラント治療を行う上での骨移植の必要性について
インプラント治療を行い、成功へと導くためには、インプラント体(フィクスチャー)を適切な深さ、幅に埋入するための歯槽骨の幅や量が必要となります。しかし、現状では骨量が不足している患者様は多くいらっしゃいます。
その場合、インプラント治療は不可能かというとそうではなく、骨料が不足しているところにお口の中の他の場所から骨を採取し、それを足してあげればよいのです。それが骨移植です。
インプラント治療を長期的な安定したものとし、また明るい食生活、素敵な笑顔を長く保つためには非常に有効な方法です。

2、なぜ、骨の吸収また骨の不足がおこるか?
歯槽のう漏(歯周病)
歯槽のう漏によって、歯槽骨が吸収していくと、骨の幅や高さが減少していきます。歯槽のう漏(歯周病)とは、プラーク(歯垢)のなかの細菌が歯周ポケットという歯と歯肉の間にある溝から侵入して歯を支えている歯槽骨を破壊して食べつくして、やがて歯が抜け落ちてしまう病気です。
このように歯が抜けるようになったときには、骨の吸収はかなり進んでいて、歯槽骨はかなり後退していることが予想できます。

歯槽骨の吸収


上顎洞の存在
上顎の骨を隔てたすぐ上、頬骨の奥に上顎洞というものが存在します。この空洞は鼻腔へとつながっていて、鼻柱骨によりまん中で左右にわかれています。この空洞が生まれつき下の方へ、つまりお口の近くにある方は、上顎の骨が薄くなっています。(1〜2ミリほどの厚さしかないケースもあります。)

入れ歯を長く使っている方
入れ歯を長く使用していると様々な方向から歯槽骨に圧力がかかり水平的に骨が吸収されることがあります。

3、骨移植の手順
  1. 術前検査〜最初の段階で、骨の量、幅、形を十分把握する必要があります。
    外から見て歯肉が十分な厚みがあるから骨量・幅も十分あるかというと、じつは中の歯槽骨は吸収が進んでいて、見た目ほど骨がないケースがあります。レントゲンやお口の模型をつかって、十分精査する必要があります。

  2. 前処置〜骨を移植する部位の周囲に歯周病やむし歯がある場合には、きちんと治療したのちに移植をおこなう必要があります。
    これは、移植部の感染防止には必ず必要となります。

  3. 移植手術〜通常、静脈内鎮静法を施したのち、局所麻酔でおこないます。
    手術時間はだいたい2時間程度です。
    骨を採取する場所ですが、オトガイ部(下顎の中央部)または下顎枝部(下顎の親知らずがある位置の奥)から採取します。
    採取の方法は、歯肉を切開した後、ドリルで削って取っていきます。また、コンコンとノミを使っても採取します。(型はブロック状か細かく砕いた形で切り取ります。)採取したところはそのまま自然に元の状態に戻ります。

    次に移植ですが、骨の不足しているところに、ブロック状に採取した骨をネジで止めます。その周囲に細かく採取した骨を貼付けるようにおき、メンブレンという人工膜を移植した骨の上にかぶせます。
    その後、歯肉をもとの位置に戻して糸で縫います。

    ※おおよそ、上顎の場合で6〜8ヶ月、下顎の場合で4〜5ヶ月で骨が見事に結合されます。
    ※手術が終了した後は腫れや痛みが1週間ぐらいあることが予想されます。ピークは手術後2、3日です。また、内出血をおこして、お顔に赤紫色の斑点がでることも予想されますが、おおよそ2〜3週間でなくなりますので、心配いりません。

  4. 移植後4〜8ヶ月でインプラント手術が行えます。
    移植の後、きれいに骨が結合されていることを確認した後、インプラント1次手術を行います。


■補助手術 サイナスリフト
サイナスリフトとは、上顎の奥歯の歯槽骨(歯を支える骨)が薄くなっているケースで、骨量・骨幅を増大させる方法です。
上顎洞(サイナス)と歯槽骨

 インプラント埋入可能
× インプラント埋入不可能
この部分(オレンジ色の部分)に骨を移植したことで、インプラント治療が可能になりました。
6ヶ月後には歯が装着されました。


■補助手術 骨移植
骨移植とは、インプラント埋入時に骨が薄いことによりフィクスチャーが露出してしまったケースや、手術前に骨が薄い(高さがない)ケースにその骨の量を増大させる方法です。
歯が存在するときは、歯根歯槽骨の関係はこのようになります。
元々この位置に歯があったのですが、歯を失うことにより歯槽骨が吸収してきております。
このように骨を吸収して足りない部分に骨移植を行います。
骨移植後、6〜8ヶ月ほど経過してインプラントを埋入します。このように吸収が起きていたところに十分骨が再生しています。

歯槽骨の吸収
歯槽骨は歯を支える役割を持っています。よって歯を失うと歯槽骨の役割がなくなるため、骨は吸収しやすくなります。骨の吸収によってインプラント治療が困難となります。

■補助手術 GBR法(骨造成法)
インプラント周囲には充実した骨が必要となります。
このように一部の骨が不足している場合に、GBR法を用います。
埋入したインプラントですが、歯槽骨の吸収が著しいため、インプラントの表面が露出してます。このような場合ですと、インプラントの長期の安定に不安が残ります。
メンブレンという人工膜が動かないようにスクリューで固定します。
このように4〜6ヶ月で新生歯槽骨が再生します。これでインプラント治療にも安定した手後が予想できます。


■補助手術 GTR法
GTR法(組織誘導再生法)とは、破壊された歯周組織を再生させる方法です。
 歯石
 歯肉が炎症を起こし、歯根膜もダメージを受けています。
 歯槽骨が吸収を起こしています。
歯肉をめくって患部の隅々まで清潔にします。病原菌に侵された骨の表面も取り除きます。
膜の上から歯肉をかぶせるように戻します。
GTR法(歯周組織再生療法)専用のメンブレンという人工膜です。
膜の上から歯肉をかぶせるように戻します。
 再生された歯根膜
 新生歯槽骨

治療期間中の仮歯について
1.従来の入れ歯を使用する方法
手術直後に、今まで装着していた入れ歯を修理して使用します。

※手術直後は、負担かをかけない方がいいため、できましたら入れ歯の装着は2週間後(抜糸後)がよろしいかと思います。

2.補助インプラントを使用する方法
歯科インプラント埋入時に、プロビジョナル・インプラント(補助インプラント)を歯科インプラントと組み合わせて顎骨に埋入する事ができます。
(暫定的な仮歯を付けて診療所から帰宅できます)

単純な症例から複雑なものまで、プロビジョナル・インプラントは、歯科インプラントおよび歯肉組織の治癒期間中、暫定的な仮歯をサポートします。インプラント埋入時にプロビジョナル・インプラントによって支持される審美性の高い固定した仮歯を装着します。

35,000円/1歯

プロビジョナル・インプラントは、全ての患者様にご利用いただけるわけではありませんので、ご相談ください。
プロビジョナル・インプラントは、歯科インプラントに最終的な義歯を装着する前に除去します。


矯正治療相談責任者
KAZ矯正歯科
日本矯正歯科学会認定医 高橋 和明
東京都千代田区神田神保町2-9
0120-418-704
インプラント治療相談責任者
たけした歯科
 歯科医師 竹下賢仁
東京都練馬区南田中3-1-12
03-3904-4180


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