サイナスリフトとは、上顎の奥歯の歯槽骨(歯を支える骨)が薄くなっているケースで、骨量・骨幅を増大させる方法です。 |
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上顎洞(サイナス)と歯槽骨 |
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○ インプラント埋入可能
× インプラント埋入不可能 |
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この部分(オレンジ色の部分)に骨を移植したことで、インプラント治療が可能になりました。 |
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6ヶ月後には歯が装着されました。 |
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骨移植とは、インプラント埋入時に骨が薄いことによりフィクスチャーが露出してしまったケースや、手術前に骨が薄い(高さがない)ケースにその骨の量を増大させる方法です。 |
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歯が存在するときは、歯根と歯槽骨の関係はこのようになります。 |
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元々この位置に歯があったのですが、歯を失うことにより歯槽骨が吸収してきております。 |
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このように骨を吸収して足りない部分に骨移植を行います。 |
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骨移植後、6〜8ヶ月ほど経過してインプラントを埋入します。このように吸収が起きていたところに十分骨が再生しています。 |
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歯槽骨の吸収
歯槽骨は歯を支える役割を持っています。よって歯を失うと歯槽骨の役割がなくなるため、骨は吸収しやすくなります。骨の吸収によってインプラント治療が困難となります。 |
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インプラント周囲には充実した骨が必要となります。
このように一部の骨が不足している場合に、GBR法を用います。 |
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埋入したインプラントですが、歯槽骨の吸収が著しいため、インプラントの表面が露出してます。このような場合ですと、インプラントの長期の安定に不安が残ります。 |
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メンブレンという人工膜が動かないようにスクリューで固定します。 |
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このように4〜6ヶ月で新生歯槽骨が再生します。これでインプラント治療にも安定した手後が予想できます。 |
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GTR法(組織誘導再生法)とは、破壊された歯周組織を再生させる方法です。 |
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A 歯石
B 歯肉が炎症を起こし、歯根膜もダメージを受けています。
C 歯槽骨が吸収を起こしています。 |
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歯肉をめくって患部の隅々まで清潔にします。病原菌に侵された骨の表面も取り除きます。 |
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膜の上から歯肉をかぶせるように戻します。 |
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GTR法(歯周組織再生療法)専用のメンブレンという人工膜です。 |
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膜の上から歯肉をかぶせるように戻します。 |
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A 再生された歯根膜
B 新生歯槽骨 |
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